「日本人はどこから来たのか」 寺社仏閣 古墳

日本人はどこから来たのか。寺社仏閣、古墳など史跡をめぐりながら考える。

(7)考古学的な視点

・化石が物語るもの

少しSF的な話に寄ってしまったので、今回は考古学・自然人類学などによる見方を紹介します。宇宙人により知的生命体が生み出されたという説の一方、世界中から様々な化石が発見され、その時代もかなり特定できるようになってきました。この分野がもっと進めば「やはり人類は猿から徐々に進化したんだ」または「ある時猿人が遺伝子操作を受けて突然知的生命体になったとしか考えられない」など、もっと明らかになる部分が出てくるでしょう。現状はというと、、いろいろ分からないことも多いようです。

 

・人類学

人類学においては240万年ほど前に猿人アウストラロピテクスの仲間から別れた系統がホモ・ハビリスと呼ばれる小さな原人に進化したといいます。

 

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f:id:akikusah:20171002173150j:plainホモ・ハビリス

さらにその後、200万年ほど前に例の原人、ホモ・エレクトスなどに進化したといいます。ホモ・エレクトス類はアフリカから出て世界に広がりました。ジャワ原人北京原人もこの類に含まれます。ホモ・エレクトスはその後の新人と共通の祖先を持つものの、新人とは系統を別ち、新人につながることなく絶滅したようだというのが今の主流説です。ホモ・エレクトスの亜種もしくは近似種とされているホモ・エルガステル(Homo ergaster)と呼ばれる原人が新人につながる最初期のヒト類なのではないか?とされています。このホモ・エルガステルはアフリカはケニアトゥルカナ湖から160万年前の少年の全身骨格が発見され、トゥルカナ・ボーイ(Turkana Boy)と名付けられたものが代表的です。

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ホモ・エルガステルのトゥカルナ・ボーイ(推定11歳)f:id:akikusah:20171127142050p:plain

またホモ・ハイデルベルゲンシス(ハイデルベルク人)という60万年前から40万年前にドイツのハイデルベルクに居たとされる原人が発見されました。ホモ・エレクトスに比べ脳容量が大きいため、より人間的な行動をとることができたと想像され、ホモ・エレクトスではなく別種とされています(一部に亜種という考え方もあり)これも新人につながる種であるという説があります。

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ホモ・ハイデルベルゲンシス(ハイデルベルク人)

そして25万年前頃にはついにホモ・サピエンスが登場したとされています。ただ、ホモ・サピエンスの全てが現生人類につながるわけではないようです。また25万年前から2万4000年ほど前まで存在した有名なネアンデルタール人ホモ・サピエンスとは別の進化をした種なのか、ホモ・サピエンスの中の亜種なのか議論されており判っていません。いずれにしても原人が進化してネアンデルタールになりそれが進化してクロマニヨン人になったという昔の進化論とは変わってきており、ホモ・サピエンスネアンデルタールも同じ祖先から枝分かれしたということになっています。

 

・原人の世界への拡散

猿から別れた猿人アウストラロピテクスは、アフリカで誕生し、アフリカから出ることはありませんでした。しかしその後200万年ほど前に原人ホモ・エレクトス類が誕生すると、彼らは長い長い時間をかけて進化をしながらとうとうアフリカの地を離れて北上します。180万年前~100万年前には中近東を経て北はヨーロッパ、東はアジアに広がってゆきました。150万年前から100万年前頃には、ヒマラヤ山脈の東を回って東南アジアに達しています(100万年前のジャワ原人)。さらにそこから北上した一派は60万年前~50万年前には中国へ達していました(北京原人)時代の特定は難しいものの、彼らの子孫はその後日本列島にも達した可能性が有ります。新人ホモ・サピエンス(現生人類)の仲間が誕生し、アフリカを離れる10万年前の事になりますが、それより古い時代に日本に人類が居た痕跡が見つかるためです。

 

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ホモ・サピエンス

現生の人類ホモ・サピエンスの中でも、「ホモ・サピエンス・サピエンス」という種の化石はエチオピアのオモ遺跡で見つかった19万5000年前のものだとされてきました。しかし最近、2004年になってモロッコのJebel Irhoudの地層で発見された頭蓋骨及びその同年代のもの思われる複数の石器が、30万年前のものであると結論づけられ2017年6月のNatureに発表されました。これは現生の人類のものであり、最古のものであるといいます。ホモ・サピエンス登場の年代も30万年前にさかのぼれることになり、出現期がよく分からなくなってしまいました。

またエチオピアのヘルト・ボウリという場所で東大の諏訪元らのグループが1997年に発見した「ホモ・サピエンス・イダルトゥ」という種の化石は先のホモ・ハイデルベルゲンシス(ハイデルベルク人)から進化したホモ・サピエンス類で、放射年代測定により16万年前とされています。日本ではヘルト人と呼ばれています。

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ホモ・サピエンス・イダルトゥ(ヘルト人)

現生のホモ・サピエンス・サピエンスはアフリカ大陸で誕生した後、10万年前までの間に現生人類に進化し、そこから世界に旅立っていったと言われています。もちろん世界中、日本にも現生人類以前の原人などが既に広がっていたと推測されます。しかし現生の人類=「生き残った種」はあくまでもアフリカ大陸の中で約10万年前までの間に現生人類に進化し、その後世界に広がったのであって、世界各地の原人などが、それぞれ各地で進化したわけではない。という考え方なのです。

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しかし、なぜ新しい系統(突然変異による進化とされる)は

いつもアフリカで誕生し、そこから世界に広がってゆくのでしょうか。

広がった先の各地(例えばアジアとか、、)で独自の変化を遂げるものも

当然いたのでしょう。しかし生き残れず現生人類にはつながっていない、、、

何か不自然なものを感じなくもないのです。

 

・人類の祖先 ミトコンドリア・イブ

ミトコンドリアDNAは必ず母親から子に受け継がれ、父親から受け継がれることがありません。よってミトコンドリアDNAを調べれば、母親、母親の母親、さらに母の母の母の…と女系をたどることができます。カリフォルニア大学はできるだけ多くの民族を含む147人のミトコンドリアDNA塩基配列を調査しました。すると人類の系図は二つの大きな枝にわかれ、ひとつはアフリカ人だけからなる枝、もう一つはアフリカ人の一部と、その他すべての人種からなる枝であることが判明しました。これはすなわち全人類に共通の祖先のうちの一人がアフリカにいたことを示めしています。このように論理的に明らかにされた古代の女性に対して名付けられた名称をミトコンドリア・イブといいます。ダーウィンも推測した「人類のアフリカ起源説」を裏付ける形になりました。Y染色体は男子のみに遺伝する事から、将来的には男系のみを通じてたくさんの子孫を残したY染色体・アダム、が見つかる可能性もあります。

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・アフリカで金鉱山を掘っていた(?)

人類は母方の家系をたどると、約12-20万年前に生きていた一人のアフリカの女性にたどりつく。。アフリカ。。アヌンナキの奴隷として金鉱山で働かされていたアダマの息子たち、初期の地球人類を思い起こしてしまいますね(また話がそっちに逸れてしまう)シッチンの説によればその後さらなるアヌンナキと地球人との交配によりアジア人やアーリア人などの初期地球人とは異なる生命が発生したわけですが、もし金鉱山で働いていた初期地球人たちが、アヌンナキが去った後そのままアフリカ大陸に残りネグロイドに進化したとしたら、、、これはこれで辻褄は合うように感じてしまいます。

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つづく

 

(6)もう一つの古代宇宙飛行士説 ~エロヒム説~

 

・もう一つの古代宇宙飛行士説

古代に宇宙人が地球に飛来し、人間を創造し文明を授けたという古代宇宙飛行士説にはもう一つ有名なものがあります。クロード・ボリロン・ラエルによるエロヒム説です。

ゼカリア・シッチンによる惑星ニビルから来た宇宙人アヌンナキ説と共通する部分もありますが、大きく異なる点もあります。

 

では今回は、エロヒムという「天空から飛来した人々」によって、地球の全生命が創造されたという説を紹介します。

 

・ラエルという人

フランス人の元カーレーサーでモータースポーツジャーナリストである、クロード・ボリロンは、エロヒムという異星人に遭遇し、地球の真実についてのメッセージを伝えられたといいます。

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クロード・ボリロンは、1973年12月13日、フランスのクレルモンフェランという火口付近で、宇宙船に乗ってやって来た異星人エロヒムと遭遇します。エロヒムは120㎝くらいでオリーブ色、あごひげを生やしていました。エロヒムとは原典ヘブライ語旧約聖書に出てくる名称であり、彼らの主張では「天空から飛来した人々」を意味しています。そのエロヒムからメッセージを伝えらることになったクロード・ボリロンは彼らから「ラエル」=「エロヒムの大使」と名付けられました。聖書における神(GOD)とは、無形の超自然の全能の存在などではなく「天空から飛来した人々」エロヒムという異星人たちのことであり、エロヒムというのは複数形だそうです。(単数形はエロハというようです)ラエルは7日間に渡り毎日宇宙船の中で地球についての真実を伝え聞きました。そしてそれを著書にして発表したのです。

 つまりゼカリア・シッチンによる古代文書の研究などではなく、クロード・ボリロン・ラエルという個人の証言が元になった説ということです。それが、世界的ベストセラーになった、「真実を告げる書」というラエルの代表作に描かれています。

以下にその中身を紹介します。

 

エロヒム

聖書における神(GOD)という言葉の原語は、エロヒムという「天空から飛来した人々」を意味するヘブライ語であり、他の惑星からやって来た異星人の科学者たちのことである。エロヒムと名乗る異星人はラエルを宇宙船に招き、地球についての真実のメッセージを伝え、それを人々に知らせることをラエルに託した。真実が啓示される時代、アポカリプス(黙示録)の時代を迎えて、人類が全てを科学的に理解できるようになったと判断したためにやってきたのだ。

つまり聖書における神(GOD)という言葉は史上最大の誤訳であり、聖書は世界最古の「無神論」の書である。地球の全生命は、異星人エロヒムの科学者たちが科学的に創造したものであり、エロヒムは世界の主な宗教の源になっている。

旧約聖書「創世記」に書かれている「天地創造」とは、無形の超自然の全能の神によって全宇宙が創造されたなどというものではなく、異星人エロヒムの科学者たちの手で、地球の全生命が科学的に創造されたことである。聖書は地球の全生命の創造者である異星人エロヒムによる地球プロジェクトを記録したようなものなのである。

 

・生命創造の実験場

地球より約25000年進んだ高度な文明を持つ、異星人エロヒムの科学者たちは、生命創造の実験場として地球という惑星を発見した。エロヒムの惑星において遺伝子工学技術によって実験室で遺伝子(DNA)を合成し人工生命の創造を行う実験が行われていて、科学者たちはこれに熱中していた。しかし科学者たちが奇妙な生物を創造する段階まで達した時、社会に危害をもたらすような怪物を生み出す恐れが出て来たため、世論も惑星政府もそれ以上実験を進めることを禁止してしまう。

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 一方、人工生命の創造と並行して、他の惑星や銀河系の探査も進められていたため、科学者たちは実験を続けるのに必要な条件を兼ね備えた惑星が見つからないかどうか探査していた。そこで発見したのが地球であった。

エロヒムの科学者たちは、地球にやってきて、人工生命の創造に必要な要素を全て備えていることを確かめた。地球の周りに人工衛星を配置して、大気や組成、太陽が有害な光線を放射していないかなどを確かめてから生命創造の実験を開始したのである。この時の事が旧約聖書「創世記」には「神は光を見て、良しとされた。」と表わされている。

彼らが地球にやって来た当時、地球は水と濃密な霧にすっぽりと包まれていたという。25000年前の事である。

 

天地創造

エロヒムは、海の上をすっぽりと包んでいた濃密な霧を科学的に除去して、大空と海とに分ける。旧約聖書「創世記」に描かれている「神は言われた。 『水の中に大空あれ。水と水を分けよ。』 神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。神は大空を天と呼ばれた。」という部分の事である。

つまりは霧を科学的に除去することによって海と雲とに分け、地球から大空が見えるようにした、ということ過ぎないいうことだ。 こうして海から分けられた大空が、天と呼ばれるようになった。

また、旧約聖書「創世記」の記し方からはエロヒムが太陽や月や星などの天体を創ったような印象を受けてしまうが、これも実際には、濃密な霧を除去して太陽や月や星などの天体を地表から見えるようにした。ということである。

旧約聖書「創世記」は、次のような言葉で始まる。「初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面(おもて)にあり、神の霊が水の面(おもて)を動いていた。」

そこに書かれている天地創造とは、あくまでも、私たち人間にとっての天地創造であり、地球目線から見た天地開闢なのである。「無から有」を生み出すような無限の大宇宙そのものの創造について語っているものではないのだ。

 そして、「神の霊」とは、エロヒムの宇宙船のことであり、それが海上を動いている場面から「天地創造」はスタートしているのである。エロヒムの宇宙船=UFOは、聖書の中では「神の霊」、「雲」、「光る雲」、「主の栄光」、「ヤーウェの栄光」など様々に表現されている。

また天地創造は7日間で行われたと書いているが、そこで書かれている1日は約2000年に当たる。太陽が春分の日黄道12宮のあるひとつの宮から昇りつづけている期間に対応しているので、地球上でのほぼ2000年間にあたるというのだ。

また彼らは爆発技術を使って海底を盛り上げ、一つの巨大な大地を創った。大陸がもともと一つであったことは今日の地球の科学者たちにも知られている。

 

・月の配置

 月が今の形に配置されているのもエロヒムの手による。太陽と月という、大きさも地球からの距離も全く異なる二つの天体が、地球から見るとほぼ同じ大きさに見えるのは、エロヒムがそのように配置したためだ。月が持つ働きも、地球の生命にとって必要なものとなっている。女性の生理を始め生物のバイオリズムに月が大きな影響を与えていることは人類にもよく知られている。

太陽と地球との距離は、月と地球との距離の395倍で、太陽の直径は、ちょうど月の直径の395倍となっている。これを単なる偶然ではなくエロヒムによって計算された意図的なものよるものだからだ。

 

 ・生物の誕生

エロヒムは、高度な遺伝子工学により、全くの化学物質だけから植物の細胞を創造することに成功した。ここからあらゆる植物が得られた。科学者たちは地球の大陸のあちこちに散らばって行き、様々な植物を創造した。植物を創造した後に、原始的な水棲生物を創造した。 プランクトンから小さな小魚へ、そして、さらに大きな魚を創っていった。海の魚の次に創造したのが、空を飛ぶ鳥。次に動物を創造した。

大地は植物が繁茂していたので、植物を餌とする草食動物というものが創造され、その次に草食動物の数のバランスをとる為に草食動物を食べる肉食動物が創造された。

エロヒムの科学者と芸術家が協力して、様々な動物や植物を、芸術性をも加えながら創造していった。生命創造の実験にはエロヒムの惑星の超一流の芸術家たちも実験に参加するようになっていき、様々な美しく香り高い花々や植物、様々な美しい動物、様々な面白い性質の動物などを、洗練を加えながら産み出していった。最も美しい動物、あるいは、最も興味深い動物を創造した科学者チームを決める為のコンクールなども行われた。

 

・人類の誕生

そして遂に、エロヒムの科学者チームで最も有能な人々は、彼らと同じ知的生命体、即ち人間を創造しようとし始める。科学者たちの生命創造実験に対する知的探究心はとうとうここまできたのだある。

 旧約聖書「創世記」に「神は御自分にかたどって人を創造された」と書かれている通り、異星人エロヒムに似せて人間は創造された。 「神は言われた。 『我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。』 神は御自分にかたどって人を創造された。 神にかたどって創造された。 男と女に創造された。」(「創世記」第1章)

 人類最初の人間であるアダムとイブは、エロヒムの高度な遺伝子工学によって、実験室の中で人工的に創造された「試験管ベビー」だった。人間は先に創られていた猿を改良して、エロヒムに似せるために彼らの遺伝子(DNA)を組み込んだ。遺伝子組み換え技術による創造は成功したものである。進化論は誤りなのである。

 

・進化論

地球上の全生命は、何千万年も何億年もの長い時間をかけて徐々に進化してきたようなものでは全くない。全生命はあくまでも、エロヒムの科学者たちが、実験室の中で科学的に創造したものであり進化論は誤りである。しかし、エロヒムの科学者たちも、最初は単純な生命から創造し、彼らの生命創造技術が進歩するにつれて、徐々により複雑な生命を創造していった。単純な生命からより複雑な生命が誕生するようになっていったという点では、進化論に通じるところもある。

つまり実際のところ進化論が唱える「生物の進化」とは、「エロヒムによる生命創造技術が進歩した」という事にほかならない。ネアンデルタール人などの、いわゆる先史時代の化石というのは、人間が完成するまでの試作品である。

 

 ・楽園

いまのイスラエルの地にいま科学者チームは非常に優れており、その地の動物は美しく、植物はかぐわしく、その地の人間が最も知性が高かった。この地が楽園と呼ばれる地である。科学者たちは人間(アダムとイブ)に周りの生き物などについてよく教えた。しかし科学は決して教えなかった。人間の持つ力が自分たちを凌がないように配慮したのだ。しかしあるチームは人間に「科学を学べば有能になれる」ということを教える。人間(アダムとイブ)は自分たちが実験動物のように知識を制限されていることを知ってしまう。このチームは有罪となり地球追放処分となり、地球で暮らすことになった。

 

ラエリアン・ムーブメント

モータースポーツジャーナリストである、クロード・ボリロン・ラエルの著書はまだまだ続きます。もちろんエロヒムから直接ラエルが聞いた話として、地球に残った科学者チームと人類についての話が続くのです。リアルな話です。そしてこの説は「旧約聖書に書かれていることが真実である」という事がよく示されています。

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そしてラエルは多くの人の支持を集め、ラエリアン・ムーブメントという新興宗教を創始します。人類の起源と未来に関する重要なメッセージを受け取り、そのメッセージを地球人類に普及する事を目的としてこの団体を創立したのです。モーセブッダ、イエスマホメットなどの預言者エロヒムメッセンジャーであり、ラエルは最後の預言者弥勒菩薩であるとされています。

地球人は科学的に創造された / 日本語 / ダウンロード - ラエリアンムーブメント公式ホームページ

ラウルの説については上記リンクより閲読可能ですので興味のあるかたはどうぞ。

またこの説は、エロヒムの1人「アマミキヨ」が最初に降り立ったのは日本の 沖縄であり、現在も海底神殿などの遺跡が残されていると主張しています。日本史ファンにはおなじみかと思いますが、沖縄の久高島には琉球の神アマミキヨが島々を創造するために降りて来られた神々の島と言う伝説があり、島の女性、巫女により祭祀が行われていました。なかなか興味をそそれる話が出てきますね。

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 つづく

 

 

地球人は実験室で創られた―異星人エロヒムの大啓示 (トクマブックス)

地球人は実験室で創られた―異星人エロヒムの大啓示 (トクマブックス)

 

 

 

大宇宙意識(無限)と異星人エロヒム

大宇宙意識(無限)と異星人エロヒム

 

 

(5)地球人類の夜明け

シッチンの話は続きます。

 

・地球での生活

アヌンナキは地球の空の色が変化していき、太陽が真っ赤な夕日となって地平線に消えていく光景に驚愕した。 ニビルでは決して見られない光景だからである。 そして暗闇、夜が訪れると、初めての体験に彼らは動揺した。 そして、あっという間に朝が来た。 彼らはあまりにも速い地球の自転に非常に戸惑った。 これが、地球での最初の1日である。 2日目には水路と堤防を作って湿地帯との境界とし、飲み水を確保した。 3日目には草木が茂る場所へ行って食用になる草や果物を調べた。 4日目には粘土からレンガを作り家を建てた。5日目には葦の船を作り、水の中の生物を調査した。さらには空の生物も調査した。 6日目には果樹園の生物を調査した。地球上の動物たちの凶暴さを知り防護フェンスを作った。 7日目は休んだ。

 

・聖書の原型

このシッチンの説は聖書の7日間での天地創造の話に全くそっくりであり、シュメール文書が後の聖書の原型となったと考えることができます。旧約聖書の冒頭には天地の創造が描かれていますので紹介します。

1日目 暗闇がある中、神は光を作り、昼と夜が出来た。 2日目 神は空をつくった。 3日目 神は大地を作り、海が生まれ、地に植物を生えさせた。 4日目 神は太陽と月と星をつくった。 5日目 神は魚と鳥をつくった。 6日目 神は獣と家畜をつくり、神に似せた人をつくった。 7日目 神は休んだ。

 

・アダムとイブのこどもたち

さらにシッチン説の続きです。

ニンギシュジッダの目論見通り、アダムゥとティ・アマトに受胎が生じた。ついに地球人類最初の子が誕生した。男女の双子だった。地球人類はここから繁殖して一気に数を増やしたという。地球人類はニビル星人と比べると実に短命であり、かつ繁殖が早かった。というのもニビル星の1日は地球の1ヶ月に相当し、たった10ニビル日(10か月)で人類は産気づくことになる。ニビルの1年は地球の3600年相当であった(3600年周期であるから当然そうなる)ニビルが太陽を一周する間に地球人はおおいに繁殖しており、増えていった。

ニビルの人々も地球で暮らし、そして子供を誕生させた。両者の子供を比較すると興味深い違いがあったという。地球生まれのニビル星人たちは遺伝的にはニビル星人同様であったけれども、地球の早いサイクルのために寿命が短くなったという。普通のニビル星人は、100二ビル年=36万年程度は生きるからである。成長の度合いが地球人と違うのも当然であろう。しかしながらこの頃の地球人類も今の人間とは違ってはるかに長寿であったという。

・ニビル星の太陽系接近

こうしてニビルからやってきたニビル星人たちが平穏にエディンという都市に暮らし、地球人類は奴隷としてアフリカで金を掘っていた頃、惑星ニビルの地球大接近と太陽系の惑星直列というまれに見る歴史的事件が起こった。惑星ニビルの引力によって小惑星たちが火星や地球にぶつかってしまった。火星は環境を変え乾燥した砂嵐の時代になり、二ビル星人の火星基地は一度放棄され地球から直接ニビルへ金を運び込むようになった。火星の司令官エンキの地球生まれの息子マルドゥクとその部下たちイギギ(火星で見張るものたち=「万物を見通す目」)が地球の上空に基地を移動したという。そこから直接金をニビルへ運び込んだ。

・アダパとティティ

そんな時代のある日、エンキは地球人類をつぶさに眺めていた。その時、どうやら地球人類は繁殖する度に退化してしまっており、だんだん原始的になってニビル星人に似た特徴が失われているということに気がついた。そこで、エンキは川で水浴びをしている地球人女性の2人を誘惑し、それぞれに男の子と女の子を1人ずつ生ませた。それが、アダパとティティであった。

アダパとティティは理解力があり、言葉を話す事が出来、寿命が他の地球人類より長かったという。エンキにそっくりであり、「文明化された人」と呼ばれた。アダパの誕生は、ニビル星人の世界に衝撃を与えた。地球人類が自ら進化したかのように見えたからである。そこでアダパはニビル王のアヌによってニビルに召還され、そこでニビル王のアヌと接見し観察をされた後に再び地球へ返された。この文明化された人がクロマニヨン人などで知られる「新人」の誕生であろうか。

 


・アジア人の祖

この2人も繁殖できた。最初の子供は双子の男の子たちであった。長男がカ・イン(=旧約聖書のカインだろう)、次男がアバエル(=旧約聖書のアーベル)。その次が女の子のサティであった。

カ・インに農耕を教えのは、地球の司令官であったエンリルとニンマーの息子のニヌルタであった。次男のアバエルに羊の牧畜を教えたのは、マルドゥクであったという。ニビル星人は肉食であったためアバエルはエンリルやエンキに好かれた。それがカ・インとアバエルの仲を悪くした。双子の兄弟はことある度に喧嘩し、とうとう思いあまったカ・インはアバエルを石で殴り殺してしまった。

エンキは激怒し、カ・インはエリドゥの裁判所に連れて行かれて7人による裁判を受けた。怒ったマルドゥクはカ・インの死刑を求めたが、師匠であったニヌルタの取り計らいによりカ・インは死刑を免れる。しかしアダパの子供「文明化された人」とは区別されるように、ニンギシュジッダによって遺伝子操作が加えられてしまい「顔にヒゲが生えないように」されてしまった。これがアジア人、東洋人の誕生であり、カ・インの子孫=モンゴロイドである。

一方、アバエルは初めて石によって作られたピラミッドの下に葬られるというニビルの伝統にしたがって埋葬された。初めて地球人に埋葬の仕方が伝えられたのである。

・再びアヌンナキと地球人が混合

その後、サティから地球人類が続いていった。このサティの子孫のル・マクの時代、およそアヌンナキたちがニビルからやってきた44万5千年前から数えて100シャル(=36万年)経った頃、(8万5千年ほど前)アヌンナキと地球人とが再び地球で異種混合したというのである。

マルドゥクはニビルの王子という地位を捨ててサルニパトという地球人の娘と結婚した。新しい土地を与えられ、エディンからも追放された。サルニパトの親はエンキメというニビルに二度旅立ったことのある地球人であった。この2人には、アサルとサトという2人の息子が生まれた。
一方の火星のイギギたちは、首謀者のシャムガズに率いられた200人が反乱、文明化した地球人女性を強奪する。支配者のマルドゥクの地球人との結婚が認められたのなら、という事で自分たちも配偶者を手に入れたかったのだ。300人のイギギのうち200人は地上の「ヒマラヤ杉の場所」という所にに移り住んだ。そして強奪した地球人女性との間に「ロケット船の子供たち」と呼ばれる子孫たちを残した。これが白人である。マルドゥクは、イギギを領地に呼び寄せた。ヒマラヤ杉の場所に残ったものもいれば、子孫の中には遠い東の土地、高い山々の土地へ行った者もいた。 アフリカ、中東、ヒマラヤに散って行ったと思われる。

 

・絶世の美女のバタナシュ

ル・マクの妻は絶世の美人でバタナシュといった。彼女にぞっこんになったエンキは、密かにル・マクの美人妻バタナシュを呼び寄せ子供を産ませる。その子供は、それまでの地球人と違って、目が青く、髪は金色であった。(これが西洋のアーリア人?)その名はジウスドラ(長く明るい人生の日々という意)と付けられた。ニビル星人が地球に来て110シャル=39万6千年後、すなわち今から約4万9千年前に金髪碧眼の人種が誕生した。このジウスドラはエムザラという地球人と結婚し、3人の息子を生んだ。それが、セム、ハム、ヤペテであるという。

・大洪水

この頃ついに惑星二ビルが地球に大接近する時がくる。結果、地球は急速に温暖化し、隕石は増え、つ南極の氷は溶けだして大洪水が起こり、地球は海に沈んだ。その直前、エンキはジウスドラに箱船の(木製潜水艦)の作り方を教え、空に旅たち、洪水が終わるのを待つ。この大洪水は120シャル目=43万2千年後のこと、すなわち今から13000年前のことである。大洪水は7日間続き、その後降雨が40日間続いたという。この大洪水により、それまでの文明の遺物や遺産はことごとく泥に埋まり、かつての楽園は海中に没したというのである。ノアの方舟他、世界中に地球大洪水の伝説が残っている。何かそれにあたる出来事が地球で起こったことは間違いない。 

 

マルドゥクの時代

マルドゥクの領地はエジプトとバビリ(=バビロニア)にあった。マルドゥクは地球の支配者になることを目論み始めて、ニビルの王子たち、エンリルとその子供たちと対立した。

地球には、太古のアラルの時代から「最終兵器」(=核兵器?)が何かの時のために持ち込まれていた。マルドゥクはそれを探し出し、「最終兵器」を手にして地球支配を企てる。その一方で、エジプトで最初のラーと名乗り、地球人にとって自分が唯一の神であるという教えを唱え、地球人を支配して自分の帝国を作った。そしてバビリ(=バビロニア)に宇宙へ飛び立つための基地(これがバベルの塔?)を作り始めた。

これに我慢ならなかったエンリルとその子供たちは、シナイ半島の地下に隠されていた別の「最終兵器」でついに破壊(核兵器の使用?)を行ってしまう。ところが、この時の偶然のいたずらのために「悪魔の風」(=放射能?)がエリドゥ(メソポタニア)にあった自分たちの居住区にやって降りかかってしまう。エンリルの土地の地球人類は死に絶え、ニビル星人たちは次々と空へ旅立った。一方でこの悪魔の風はマルドゥクのエジプトとバビリには達することなく、被害から免れた。

マルドゥクは地球の支配者。初代エジプトの「ラー」、初代バビロニアの「ニムロド」として後世に伝えられることになる。古代エジプトバビロニアの人々はマルドゥクとサルニパトの子孫である。

 

・地球を去ったアヌンナキ

ニビル星人たちの初期の目的であった「ニビル星を守る金の採取」は達成され、ニビル星は復活していた。そこでアヌンナキ(=ネフィリム)たちは地球を後にし先は、すべて地球人の手に任せ、その後の発展を観察することにしたという。

それは、大洪水から数えて地球の1000年目のことであった。(大洪水は13000年前のことだから、それは今から12000年前のことか?)

 

以上がシッチンの説

どうでしょうかこのリアリティ。

地球上にいる様々な人種、、みなアヌンナキから創られた者たちの子孫です。まさに人類みな兄弟。ということになります。

 

つづく

(4)アヌンナキが人類を創造した

・二ビル星

今回はそのシュメール文書をゼカリア・シッチンが解釈し発表した「とんでも説」と言われる「宇宙人が猿の遺伝子を操作して人間を創った」というものを紹介します。単なる作り話ではなく古代の文書を元にした仮説というところがしびれます。

シッチンが、古代シュメールの粘土板を解釈し発表したところによると、太陽系から8.6光年離れたシリウスと太陽とをする広大な楕円軌道を旅するニビルという惑星が存在し、その周期は地球年の3600年だといいます。

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1982年研究者ロバート・ハリトンは木星海王星冥王星の軌道に摂動があることを発見します。その後NASA天王星海王星の軌道に歪みがあることを発見しました。これらは冥王星よりもさらに外側にある未発見の惑星の引力により引き起こされているのではないかと考えられるようになり、「惑星X」と命名されました。これがシッチンの二ビル星と同一なのではないかという仮説が浮上します。2012年人類滅亡説、2015年ニビル地球衝突説、その他宗教などの地球滅亡説に大いに利用されることになってしまいました。

 

・ニビル星人(アヌンナキ)が地球にやってきた目的は金の採掘

シッチンの説に戻ります。

紀元前45万年頃 ニビル星の大気圏の崩壊と金 ニビル星の大気層は、はじめのうちは有害な宇宙線から守られていたが、年月が経つと次第に大気圏に亀裂が生じ始め、惑星内部まで宇宙線が侵入してくるようになった。

ニビル星の大気の成層圏を修復できる唯一残された方法は、鉱物である金を単原子まで微塵(みじん)に粉砕し、大量に大気圏にばら撒き星をコーティングすることだった。

当時太陽系外まで飛行する技術を持っていなかったニビル星のアヌンナキ達は太陽系内の各惑星を探索する。地球にもやってきてペルシャ湾に降り立った。アラルというアヌンナキの王族であったという。そして地球に大量の金があることを突き止めたのだ。

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Lost Civilization May Have Existed Beneath the Persian Gulf

ちなみにそのペルシャ湾には実際、超古代文明の遺跡が眠っているようである

 

・金を求め地球へ

アラルの報告を受けたそして地球の金を採掘する計画を立てた。そしてアヌンナキ達はニビル星の軌道が太陽系に入ったタイミングで地球に移ることを実行、司令官としてエンキとエンリルという王子がやってくる。当初はペルシャ湾近辺の海水から金を採取していたが、海から採取できる金の量ではとても足りないことがわかり、アフリカの金鉱山を掘ることになる。アヌンナキの労働者たちがアフリカにやってきて金を採掘し、火星経由で二ビルに運んだ。

 しかし金鉱山での過酷な労働に、労働者が反乱を起こしてしまう。 そこで考えられた方法が、当時地球に生息していた生き物を元に遺伝子操作を行い、代わりに労働ができるような知的生物体を創り出すことであった。

エンキが調査を行うと、平原には前足を使い後足で直立歩行する生き物を発見する。平原地帯の茂みのなかで他の動物から隠れるように集団生活を営む彼らには、多少の知性があるようであった。これがこの時代の猿人ホモ・エレクトスであった。

 

・猿人に宇宙人のDNAを・・・

エンキは彼らの生態を詳しく知るために調査を続ける。そして自分たちアヌンナキとのDNAと掛け合わせることで労働可能な生物になると判断、ここから新生物創出の実験が開始される。

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 エンキの妹と言われるニンマーという女性科学者は試験管ベビーの実験だけではなく、自らの子宮を提供して実験を繰り返した。それとはまた別に、猿人の受精卵を地球の他の生物の子宮に注入するという実験も繰り返した。その結果奇想天外なものが生まれる

● 幾つもの目や顔を持つ猿類 ● 翼を持つライオン ● 体を背合わせに共有する生き物 ● 男女の二つの顔をもつヘルマフロディテ(両性具有) ● 角を持ち、人間の顔の四本足の生き物 ● 馬の足を持つ直立人 ● 牛の頭を持つ直立人 ● 人間の頭をした巨人など

 そんなことを繰り返しながらもついに掛け合わせ実験は成功し、新生物の赤ちゃんが誕生する。ニンマーは赤ちゃんを猿人のメスの乳房に近づけたがメスは様子の違う赤ちゃんを見て恐怖と警戒から歯をむき出し、自分の子に近寄ろうとはしなかった。 そこでニンマーは母親代わりとなって育てることにした。しかしその子はニビル星人と比べると成長が遅く、言語を発達させる能力がないこともすぐに明らになった。実験はやり直しになった。

 

・地球人類の誕生

時が経ち約30万年前、ようやくアヌンナキのような姿をした生命体が誕生した。 生まれてきた男の子は、アヌンナキに似てすべすべの肌で毛むくじゃらではなかったしかし皮膚はアヌンナキのようにブルー系統ではなく茶褐色だった。 また、血液もアヌンナキのブルーやヘビ族の深緑とも違って赤かった。こうして生まれた地球人類第一号はアダマ(アダムゥ)と呼ばれた。

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次にニンマーとその息子ニンギシュジッダはアダマの血から取った細胞核と猿人の女性の卵子の細胞膜で作った卵細胞で、アヌンナキの7人の女性に同じように体外受精を施し、7人の地球人類の男子が生まれた。しかしこの方法は過酷で時間も掛かりすぎた。 そこでエンキは、地球人類のメスを創ることに挑戦した。地球人類自身で繁殖をさせようというのである。

今後はニンキの妻の子宮に卵子が挿入され、受胎したが、予定通りに子供は生まれなかった。10ヶ月目にニンマーが帝王切開して取り出すと、とうとう問題の無い女の子が誕生した。頭髪は浜辺の砂のような色で、毛むくじゃらではなく、肌は色白で滑らかで、アヌンナキのようでだった。 この子はティアマト「生命の母」とされた。イヴの誕生である。

 

・アダマとティアマト

ティアマトとアダマは、「エディン」という見えないバリケードの中に放たれて、このエディンから出ようとすると恐ろしいことになると教えられる。 このドームは彼らを観察するための設備であり、モニターを通して彼らを観察する場所であった。 多くのアヌンナキが、その珍しい生き物を見学しようと、遠路はるばるやってきた。動物園のようなものである。アダマとティアマトは高度な学習能力を有したため、監視は気づかれないように慎重に行われた。

 

 

・生殖能力

今度はティ・アマトの細胞から取った細胞核と類人猿の卵子から、7人のアヌンナキ女性たちの子宮で7人の地球人女性たちを生み出した。先に誕生した7人の地球人男子と今回の7人の地球人女性はエディンに放たれ、観察された。

森の茂みなどでかれらがつがう姿が確認された、にもかかわらず、女は子を産まず増えていく様子がないということが明らかになった。 アヌンナキとティアマト・アダマの違いが調査され、ものと比較された。

アダムゥとティ・アマトの生殖細胞には性染色体が含まれておらず、22本しかなかった。そこでXY染色体を加えることで繁殖が可能であると考えたニンギシュジッダは、エンキの肋骨の細胞から取った性染色体をアダマの肋骨の細胞に入れ、ニンマーの肋骨から取った性染色体をティ・アマトの肋骨の細胞に入れた。これにより、アダムゥとティ・アマトに受胎が生じる。成功したのである。

 

 

 

以上のおおよそ信じがたいようなSFの世界ではありますが、否定もできないリアルな話がゼカリア・シッチンがシュメール文書から解読した内容です。旧約聖書他あらゆる経典に登場する最初の人類、アダムとイブが誕生してしまいましたね。旧約聖書ではアダムは930歳まで生きたとされていますが、二ビル星人もまたとてつもない長寿だったとされます。ここから創られた地球人も当初は今よりずっと長く生きたようです。

 

シッチンの説は続きます。次回紹介します。

  

 


 

 

(3)シュメール人の謎

・シュメール文明

歴史学で世界最古とされるメソポタミア文明。これは現在のイラクチグリス川、ユーフラテス川の間に栄えました。そのメソポタミア文明の中でも初期、紀元前3800年~3500年頃に興ったのがシュメール文明です。

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出土したシュメール文明時代の像。当時のシュメール人を象ったものなのであろうか。異様に目が大きくグレイのようです。

 

シュメール文明は、シュメール人によってメソポタミアの最南部に築かれましたが、不思議なことにこのシュメール人というのが出自不明の民族でどこからやってきたのか判っていません。そして突然現れた彼らは、その後の文明にも引き継がれてゆく高度な発明を次々に遺します。彼らの多くの発明によりそれ以前と人類の生活は一変してしまったのです。

例えば1分は60秒、1時間は60分という60進法もシュメール文明の発明とされます。天文学が発達していたため12か月の倍数かつ両手の指の10本という数の最小公倍数から来ていると言われています。

このシュメール文明の遺構から数万点にも及ぶ粘土板が発掘されており、文字が記されており、今も解読が進められています。その解釈には様々あるようですがこれらをシュメール文書と呼びます。中には神話も書かれており、そのシュメール神話には、天空神アヌを頂点として多くの神々が語られています。この神々の総称をアヌンナキと呼びます。神話以外にも当時の文明レベルを知る手がかりが秘められています。

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粘土版のシュメール文書の解釈の中でもゼカリア・シッチン(1922~2010)という研究者が発表した訳文は大変な注目を集めることになりました。以下のようなものです。

・神々は別の惑星からやってきて、猿と自分たちの遺伝子を合わせて人間を作った 。

・肉眼では見ることのできない冥王星海王星について、既にそれはの知識があったと思わせる点があった 。

・ニネヴェという都市で見つかった粘土板群から、ニネヴェ定数という甚大な数値(195兆9552億)が出てきた。この数値は、地球の歳差運動の周期で割り切れると同時に、様々な惑星の公転周期で割り切れる数だった。本当だとすると、古代人が先端的な天文学の知識を有していたことになる。

 

おおよそこのようなものです。文書の解釈については諸説あるので慎重になるべきですが、このような内容の文書が本当に紀元前4世紀に書かれたとなると無視できるものではありません。

 

神が人間を創造した。

現代の宗教でもそう信じる者がこれだけ多いわけですから、古代に同じような考えがあり、それを粘土板に記したとしても何の不思議もありません。しかし出自不明でどこからともなく突然現れ高度な文明を築いたシュメール人、彼らが自分たちの事を「混ざり合った人」と呼び、別の星から来た存在によって猿と遺伝子を掛け合わされて創られたと信じていた、、、あまりにもリアルな話に震えますね。。

このシッチンという学者の説、詳細にはどのようなものなのでしょうか。

 

つづく

 

(2)人類はどこからやってきた?

●宇宙人の関与

地球人類が猿から進化したものでないとすると、、人類はどこからどのように出現したのか。人類の起源に地球外の何らかが関わっている?という仮説が出てきます。人類は果たして宇宙人の関与により地球上に創られたのか、、あるいは宇宙から連れて来られたのか、、、

新人が唐突に地球に現れたとなると当然そのような考えに至ります。「古代宇宙人飛行士説」という有名な説を唱える学者もいます。エリス・シルバー博士という方です。

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●人類が宇宙からきたという証拠

エリス・シルバー博士によると人類が宇宙からやってきた証拠として以下のものが挙がります。

・人は腰痛を起こすが、これは元々地球よりも重力の弱い環境下で進化してきた生き物であったことに起因する。地球の重力に合わせて身体がデザインされればこのような進化は起こらない。

・人は太陽の光を長時間浴びると日焼けを起こし、他の地上動物のように何時間も日の光にさらされることができない。これも地球とは異なる環境下で進化してきたために地球の太陽光の強さに合わない身体であるためである。

・人は胎児の大きな頭のせいで出産が困難になっている。これは他の動物には見られない。これも地球の重力のせいで人の体の構造が地球環境に適していない事に起因している。

・人は他の動物に比べると、圧倒的に多くの慢性疾患を抱える。これは人の体が24時間サイクルとは異なる体内時計を持っている事でそのズレによって不調が起きているものと思われる。

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●人類は他の星からやってきた

さらに博士によると、多くの人が「自分は地球に所属していないのでは」といった漠然とした不安感・孤独感を抱えており、これらの点を考え合わせ「人類は20万~6万年前の間に他の星からやってきた」という仮説を立てているのです。

ではなぜ、我々は生きるのに適しているとはいえない地球という異郷にわざわざやって来た、あるいは送られてしまったのでしょうか。

博士は「人類は他の惑星で、今のように進化したようです。その後、最も進化した種として、地球に連れてこられたのでしょう。地球は刑務所のような役割を果たしていたのだと思います。人類には暴力性が備わっていることを認めざるを得ませんから。正しい行いを学ぶまで、地球から出られないのではないでしょうか」とも述べています。

博士の説は妄想も入っているように思ってしまいますが、否定もできないと思います。そしてなにより「人類が地球外からやってきた」という部分については賛同する学者も多いと聞きます。

 

人類は地球外の何らかによって創られた。。

 

人類は神によって創られた。。

 

世界中に存在する宗教は、人間の科学や進化論よりもずっと重要な、正しい道を示しているのかも知れません。

 

つづく

 

 

神々のルーツ―太古の昔から、宇宙人は地球に来ていた

神々のルーツ―太古の昔から、宇宙人は地球に来ていた

 

 

 

 

(1)人類誕生の謎 進化論の嘘?

 

そもそも日本人がどこから来た云々という前に、人類はどこから生まれてきたのでしょうか。

 

●生命は自然には発生しない

46億年前に地球が誕生しました。そこにいつどのようにしてそこに生命体が生まれ、知的生命体に発達していったのか。元々生命の源が地球に備わっていたのか?地球外から何らかの形でもたらされたのか?そのへんについてはさほど個人的に興味がありませんが、1864年にようやくルイ・パスツールが証明した「生命が自然発生しない」ことは、地球上においては確かだと思っています。

 

●地球に生命をもたらしたのは隕石だ

地球に衝突した隕石に付着していた微生物の芽胞、それが地球生命の源だ。そう考える科学者が多いようです。いずれにせよ何らかの形で地球に存在することとなった生命体は、おおよそ現在定説となっている通り、原核生物から真核生物、植物などに進化していき6500万年前には霊長類の出現に至ったのでしょう。そこにはあまり疑問を感じません。

6500万年とは気の遠くなるような時間ですが、地球の歴史45億年から考えればごく最近の若い時代に誕生したのが霊長類です。

 

●猿と人の分岐

そしてさらに若い時代(わずか?)500万年前にチンパンジーと分岐し猿人が生まれ、約130万年前には原人、ホモ・エレクトスに進化した、と進化論者は長い間説明してきました。アウストラロピテクスなどの猿人からジャワ原人北京原人などの原人へ進化し、さらにネアンデルタール人などの旧人に進化し最後にクロマニョン人などの新人へ進化したというのです。これは日本の学校教育でも採用していますので皆さんもよくご存知のことでしょう。

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 ホモ・エレクトス(現代人類とは別系統?)完全にテラフォーマーズ入ってますね。作者さんがゴキブリ人間を描く際にきっと参考にしたのでしょう。

 

ダーウィンの進化論

このダーウィンの進化論に示されるように「人間は猿から進化したのだ」という一部の考え(絶対間違っているとは言いませんよ)が学校教育にも蔓延って、さも正論・科学的で常識であるかのようにとらえられているのは何故でしょう。世界の支配階級の皆様にとって単にその方が面倒がないからでしょうか。それもあるかも知れません。しかし実際のところ突然変異によって進化が起きるどころか、突然変異は進化の妨げになるだけだという科学者が多くなっています。また当のダーウィン自身も「進化論に一番当てはまらないのが人間だ」と言っており、猿→人間という超常的な進化は説明できないと考えていました。

 

●猿人、原人は人類の祖先ではない?

アウストラロピテクスは今のゴリラのような生き物であって、人類への進化の過程には当てはまらないだろうと現在の人類学では言われるようになりました。人類とは直接関係のない独立した系統だというのです。

そして原人はというと、原人の化石、その発見・発掘の経緯が不明瞭で原人の存在自体が完全には信用できるものではないように思います。猿人や新人の骨が混ぜこぜになって発掘された可能性があるためです。

猿人は新人とは無関係の独立した系統の可能性が高い、そして原人はそれそのものの存在が明確でない。そうなると新人、つまり我々現世人類はどこから出てきたのでしょうか。新人の急激な出現についてきちんと説明もできないということです。私も猿人から新人へのあまりにも急な変貌については個人的に信じていません。もちろんハッキリ解りませんが信じろという方が難しいと思うのです。

 

では地球人類。新人はどこから急に表れたのでしょうか。

 

つづく