「日本人はどこから来たのか」 寺社仏閣 古墳

日本人はどこから来たのか。寺社仏閣、古墳など史跡をめぐりながら考える。

(5)地球人類の夜明け

シッチンの話は続きます。

 

・地球での生活

アヌンナキは地球の空の色が変化していき、太陽が真っ赤な夕日となって地平線に消えていく光景に驚愕した。 ニビルでは決して見られない光景だからである。 そして暗闇、夜が訪れると、初めての体験に彼らは動揺した。 そして、あっという間に朝が来た。 彼らはあまりにも速い地球の自転に非常に戸惑った。 これが、地球での最初の1日である。 2日目には水路と堤防を作って湿地帯との境界とし、飲み水を確保した。 3日目には草木が茂る場所へ行って食用になる草や果物を調べた。 4日目には粘土からレンガを作り家を建てた。5日目には葦の船を作り、水の中の生物を調査した。さらには空の生物も調査した。 6日目には果樹園の生物を調査した。地球上の動物たちの凶暴さを知り防護フェンスを作った。 7日目は休んだ。

 

・聖書の原型

このシッチンの説は聖書の7日間での天地創造の話に全くそっくりであり、シュメール文書が後の聖書の原型となったと考えることができます。旧約聖書の冒頭には天地の創造が描かれていますので紹介します。

1日目 暗闇がある中、神は光を作り、昼と夜が出来た。 2日目 神は空をつくった。 3日目 神は大地を作り、海が生まれ、地に植物を生えさせた。 4日目 神は太陽と月と星をつくった。 5日目 神は魚と鳥をつくった。 6日目 神は獣と家畜をつくり、神に似せた人をつくった。 7日目 神は休んだ。

 

・アダムとイブのこどもたち

さらにシッチン説の続きです。

ニンギシュジッダの目論見通り、アダムゥとティ・アマトに受胎が生じた。ついに地球人類最初の子が誕生した。男女の双子だった。地球人類はここから繁殖して一気に数を増やしたという。地球人類はニビル星人と比べると実に短命であり、かつ繁殖が早かった。というのもニビル星の1日は地球の1ヶ月に相当し、たった10ニビル日(10か月)で人類は産気づくことになる。ニビルの1年は地球の3600年相当であった(3600年周期であるから当然そうなる)ニビルが太陽を一周する間に地球人はおおいに繁殖しており、増えていった。

ニビルの人々も地球で暮らし、そして子供を誕生させた。両者の子供を比較すると興味深い違いがあったという。地球生まれのニビル星人たちは遺伝的にはニビル星人同様であったけれども、地球の早いサイクルのために寿命が短くなったという。普通のニビル星人は、100二ビル年=36万年程度は生きるからである。成長の度合いが地球人と違うのも当然であろう。しかしながらこの頃の地球人類も今の人間とは違ってはるかに長寿であったという。

・ニビル星の太陽系接近

こうしてニビルからやってきたニビル星人たちが平穏にエディンという都市に暮らし、地球人類は奴隷としてアフリカで金を掘っていた頃、惑星ニビルの地球大接近と太陽系の惑星直列というまれに見る歴史的事件が起こった。惑星ニビルの引力によって小惑星たちが火星や地球にぶつかってしまった。火星は環境を変え乾燥した砂嵐の時代になり、二ビル星人の火星基地は一度放棄され地球から直接ニビルへ金を運び込むようになった。火星の司令官エンキの地球生まれの息子マルドゥクとその部下たちイギギ(火星で見張るものたち=「万物を見通す目」)が地球の上空に基地を移動したという。そこから直接金をニビルへ運び込んだ。

・アダパとティティ

そんな時代のある日、エンキは地球人類をつぶさに眺めていた。その時、どうやら地球人類は繁殖する度に退化してしまっており、だんだん原始的になってニビル星人に似た特徴が失われているということに気がついた。そこで、エンキは川で水浴びをしている地球人女性の2人を誘惑し、それぞれに男の子と女の子を1人ずつ生ませた。それが、アダパとティティであった。

アダパとティティは理解力があり、言葉を話す事が出来、寿命が他の地球人類より長かったという。エンキにそっくりであり、「文明化された人」と呼ばれた。アダパの誕生は、ニビル星人の世界に衝撃を与えた。地球人類が自ら進化したかのように見えたからである。そこでアダパはニビル王のアヌによってニビルに召還され、そこでニビル王のアヌと接見し観察をされた後に再び地球へ返された。この文明化された人がクロマニヨン人などで知られる「新人」の誕生であろうか。

 


・アジア人の祖

この2人も繁殖できた。最初の子供は双子の男の子たちであった。長男がカ・イン(=旧約聖書のカインだろう)、次男がアバエル(=旧約聖書のアーベル)。その次が女の子のサティであった。

カ・インに農耕を教えのは、地球の司令官であったエンリルとニンマーの息子のニヌルタであった。次男のアバエルに羊の牧畜を教えたのは、マルドゥクであったという。ニビル星人は肉食であったためアバエルはエンリルやエンキに好かれた。それがカ・インとアバエルの仲を悪くした。双子の兄弟はことある度に喧嘩し、とうとう思いあまったカ・インはアバエルを石で殴り殺してしまった。

エンキは激怒し、カ・インはエリドゥの裁判所に連れて行かれて7人による裁判を受けた。怒ったマルドゥクはカ・インの死刑を求めたが、師匠であったニヌルタの取り計らいによりカ・インは死刑を免れる。しかしアダパの子供「文明化された人」とは区別されるように、ニンギシュジッダによって遺伝子操作が加えられてしまい「顔にヒゲが生えないように」されてしまった。これがアジア人、東洋人の誕生であり、カ・インの子孫=モンゴロイドである。

一方、アバエルは初めて石によって作られたピラミッドの下に葬られるというニビルの伝統にしたがって埋葬された。初めて地球人に埋葬の仕方が伝えられたのである。

・再びアヌンナキと地球人が混合

その後、サティから地球人類が続いていった。このサティの子孫のル・マクの時代、およそアヌンナキたちがニビルからやってきた44万5千年前から数えて100シャル(=36万年)経った頃、(8万5千年ほど前)アヌンナキと地球人とが再び地球で異種混合したというのである。

マルドゥクはニビルの王子という地位を捨ててサルニパトという地球人の娘と結婚した。新しい土地を与えられ、エディンからも追放された。サルニパトの親はエンキメというニビルに二度旅立ったことのある地球人であった。この2人には、アサルとサトという2人の息子が生まれた。
一方の火星のイギギたちは、首謀者のシャムガズに率いられた200人が反乱、文明化した地球人女性を強奪する。支配者のマルドゥクの地球人との結婚が認められたのなら、という事で自分たちも配偶者を手に入れたかったのだ。300人のイギギのうち200人は地上の「ヒマラヤ杉の場所」という所にに移り住んだ。そして強奪した地球人女性との間に「ロケット船の子供たち」と呼ばれる子孫たちを残した。これが白人である。マルドゥクは、イギギを領地に呼び寄せた。ヒマラヤ杉の場所に残ったものもいれば、子孫の中には遠い東の土地、高い山々の土地へ行った者もいた。 アフリカ、中東、ヒマラヤに散って行ったと思われる。

 

・絶世の美女のバタナシュ

ル・マクの妻は絶世の美人でバタナシュといった。彼女にぞっこんになったエンキは、密かにル・マクの美人妻バタナシュを呼び寄せ子供を産ませる。その子供は、それまでの地球人と違って、目が青く、髪は金色であった。(これが西洋のアーリア人?)その名はジウスドラ(長く明るい人生の日々という意)と付けられた。ニビル星人が地球に来て110シャル=39万6千年後、すなわち今から約4万9千年前に金髪碧眼の人種が誕生した。このジウスドラはエムザラという地球人と結婚し、3人の息子を生んだ。それが、セム、ハム、ヤペテであるという。

・大洪水

この頃ついに惑星二ビルが地球に大接近する時がくる。結果、地球は急速に温暖化し、隕石は増え、つ南極の氷は溶けだして大洪水が起こり、地球は海に沈んだ。その直前、エンキはジウスドラに箱船の(木製潜水艦)の作り方を教え、空に旅たち、洪水が終わるのを待つ。この大洪水は120シャル目=43万2千年後のこと、すなわち今から13000年前のことである。大洪水は7日間続き、その後降雨が40日間続いたという。この大洪水により、それまでの文明の遺物や遺産はことごとく泥に埋まり、かつての楽園は海中に没したというのである。ノアの方舟他、世界中に地球大洪水の伝説が残っている。何かそれにあたる出来事が地球で起こったことは間違いない。 

 

マルドゥクの時代

マルドゥクの領地はエジプトとバビリ(=バビロニア)にあった。マルドゥクは地球の支配者になることを目論み始めて、ニビルの王子たち、エンリルとその子供たちと対立した。

地球には、太古のアラルの時代から「最終兵器」(=核兵器?)が何かの時のために持ち込まれていた。マルドゥクはそれを探し出し、「最終兵器」を手にして地球支配を企てる。その一方で、エジプトで最初のラーと名乗り、地球人にとって自分が唯一の神であるという教えを唱え、地球人を支配して自分の帝国を作った。そしてバビリ(=バビロニア)に宇宙へ飛び立つための基地(これがバベルの塔?)を作り始めた。

これに我慢ならなかったエンリルとその子供たちは、シナイ半島の地下に隠されていた別の「最終兵器」でついに破壊(核兵器の使用?)を行ってしまう。ところが、この時の偶然のいたずらのために「悪魔の風」(=放射能?)がエリドゥ(メソポタニア)にあった自分たちの居住区にやって降りかかってしまう。エンリルの土地の地球人類は死に絶え、ニビル星人たちは次々と空へ旅立った。一方でこの悪魔の風はマルドゥクのエジプトとバビリには達することなく、被害から免れた。

マルドゥクは地球の支配者。初代エジプトの「ラー」、初代バビロニアの「ニムロド」として後世に伝えられることになる。古代エジプトバビロニアの人々はマルドゥクとサルニパトの子孫である。

 

・地球を去ったアヌンナキ

ニビル星人たちの初期の目的であった「ニビル星を守る金の採取」は達成され、ニビル星は復活していた。そこでアヌンナキ(=ネフィリム)たちは地球を後にし先は、すべて地球人の手に任せ、その後の発展を観察することにしたという。

それは、大洪水から数えて地球の1000年目のことであった。(大洪水は13000年前のことだから、それは今から12000年前のことか?)

 

以上がシッチンの説

どうでしょうかこのリアリティ。

地球上にいる様々な人種、、みなアヌンナキから創られた者たちの子孫です。まさに人類みな兄弟。ということになります。

 

つづく